Takaの日記

書く練習と日々の記録

過ぎ去った時間はお金では絶対に買えない

こんな記事をネットで見つけました。

www.viet-jo.com

 

2件の殺人罪で終身刑となり、17年間投獄された後に冤罪が判明した元受刑者が60歳で病死したというニュース。

 

ネンさんは1998年4月に起きた強盗殺人事件の容疑者として同年に逮捕され、更に1993年5月に起きた別の強盗殺人事件の容疑者としても捜査を受けた。両事件ともに南中部沿岸地方ビントゥアン省人民裁判所から有罪判決が下され終身刑が確定したが、ネンさんは冤罪を訴え続けた。

 1993年5月に起きた事件については、上告審でネンさんの無実が判明。1998年4月の事件は2015年に真犯人が特定され、ネンさんは同年10月に17年ぶりに釈放された。ネンさんは2017年、冤罪の賠償金として同裁判所から100億VND(約6100万円)を受け取った。

 

60歳ということは、1962年生まれ。逮捕が1998年なので、収監された当時は36歳。そこから17年間、53歳まで刑務所にいたということですね、、、そしてその7年後の今年、60歳で亡くなられた。ご冥福をお祈りします。

賠償金として100億VND(約6100万円)もらっていますが、ベトナムの平均年収が約40万円いかないくらいですから、約150年分の平均年収に相当する額です。

でも、お金で済む話ではないですよね。36〜53歳は刑務所にいたわけですからね。ご家族とも離れていただろうし、自由もない。その17年間はどうやっても戻ってきません。

資本主義社会で会社づとめをしていると、通退勤時間を含めて1日10時間近くの拘束時間がごく当たり前かのように錯覚してしまいますが、これって非常に危険なことですね。

私が最近よく見ているセミリタイア系のYoutubeチャンネルでは「お金持ちより時間持ち」と言っていますが、40歳を超えた今、それがとても身にしみます。

今の給料が半分になってもいいから、その分仕事内容が軽くなって、休日も増えるといいなと思います。

自分の寿命はわかりませんが、健康寿命70歳と仮定すると、残りはあと28年。

ということは、28年 x 365日 x 24時間 = 245,280時間。これが自分に残されたおそらく健康に活動できるであろう時間です。

そのうち、1年間の休みはわずか91日(つまり出勤日274日)なので、もし60歳まで今の仕事を続けるとしたら、60歳-42歳 = 18年、18年 x 274日 x 10時間 = 49,320時間

となり、約5万時間は仕事に費やされることになります。

自分の自由な時間は、245,280時間- 49,320時間 = 195,960時間 です。

2時間の映画が97,980本見れます。30分のアニメなら6,532話分見れます。

早いとこセミリタイアして、決して後悔しないような時間の使い方をして生きていきたいです。