なんかどっかのアンケート結果で、「最近の若い人はあまり海外で働くことを好まない」というのを目にしたことがあります。
自分の場合は、これまでずーっと海外志向で、社会人になって約20年になりますが、そのうちの70%は海外で仕事をしています。とはいってもベトナム一択ですが。
今思うと、もともと海外志向に火がついたのは中学で英語を習い始めたことがきっかけだったようですね。文法とか語法とかパズルみたいでおもしろくて段々とハマっていッタ感じです。
大学卒業後にたまたま入社できた会社で、入社2年目の夏にベトナムへの駐在を命じられたところから、現在まで延べ14年間ベトナムで仕事をしています。
会社は数社変わっていますが、なぜかベトナムに吸い寄せられてここまで惰性でいついてしまった感じです。
社会人生活を続けていく中で自分は人と接するのが苦手で、人からも避けられやすいなと言うことにきづいてしまいましたが、ベトナム生活が長くなったために、日本での会社員生活が生活面、仕事面などから難しくなってしまいました。
そこで、せっかく収入も日本で働くより高いし、ベトナムの物価は安いので、その分お金をためてやろう という思考回路に変わっていきました。
今は、週末は一週間分の食事を作り置きして食費を極限まで下げています。出勤日は会社の食堂であるので、そこを利用しています。
家賃は一部個人負担ですが、約1万円ほどですんでいます。ゴルフもカラオケもいきません。家で映画見てる方が数倍楽しいです。
駐在員って、もっと派手にお金を使ってとかあるんでしょうけど、自分はこれで十分楽しいし、外に出ると単純に疲れます。
金額は具体的には書きませんが、いまでは、世間で言われている準富裕層になることはできました。
もともとは海外への単純なあこがれでしたが、その動機がいつのまにか蓄財に全振りした結果が今の自分の人生です。セミリタイアとかFIREとかを目指したいなら、海外駐在員になって蓄財するのはひとつのいい手段だと思います。
自分の場合は、たまたま海外志向が強くてお金をあまり使わないという人間だったのが良かったのかもしれませんが。
当然、それなりに犠牲にするものもありますが、何かを得るにはなにか捨てないと行けないのも事実なので、普通の会社員にはできないほどの蓄財するという覚悟できるかどうかだけだと思います。