セミリタイアを目指している自分にとって、セミリタイア準備金はいくら貯めたらいいのか、というのはかなり重要なテーマです。といはえ、「いくら必要ですか?」と他人に質問しても、その答えは誰も知りません。
それは、本人にしか知り得ない情報だからです。非常に簡単に言ってしまえば、「死ぬまでにいくら必要なのか」を概算でいいので見積もればいいのです。
自分の場合は海外生活が長いので、今後日本で暮らすのにいくら必要なのかが、いまいちはっきりとわかりません。ですが、想定も入れて計算してみたら、以下のようになりました。
月間生活費 合計 111,400円
家賃 40,000円
食費 15,000円
光熱費 10,000円
通信費 4,000円
その他 10,000円(雑費、医療費等)
娯楽費 10,000円
年金 17,000円
国保 5,400円(年間65,000円、ただし減免申請すれば最大7割さげられる。)
※国保料は、下記サイトで試算。試算時の条件は、住む予定の地域を選択し、年齢を40~64、所得ゼロとした。
かなりカツカツの生活を許容する必要はあるが、約12万円もあれば、人間の文化的な最低限度の生活は送れるようです。ただ、実際にやってみると、ストレス溜まるかしれませんが。
今年で43歳なので、平均寿命80まで生きたとして、あと37年なので、12万円x12ヶ月x37年= 53,280,000万円。
ちょっと大目に見て、6000万円ほどは必要かと思いますが。ただし、インフレ率は考慮していないため、この金額見積もりよりももう少し多めの資金が実際には必要になりそうです。
算数が苦手なので、とりあえずは6000万円が労働をしないで生きていくために最低限必要な資金となります。
巷では、4%ルールというものがあって、必要な年間生活費の25倍の資金を米国株のインデックスファンドに突っ込めば年利の範囲内で30年以上は資金を枯渇させることなく生活できる というデータがありますね。
最近の米国株のひどい下落をみていると、そのような過去データに基づいた楽観的な見通しは、結構危ない気もしてきます。
完全に労働をせずではなく、多少は働ける範囲で生活資金を補いながら臨機応変に対応したほうがよいのかもしれません。